ICTが介護現場にもたらす恩恵

日本人の約4人に1人が65歳以上と言われているほど高齢化が進んだ今、介護を取り巻く環境も徐々に変わりつつあります。
特に大きな変化と言われているのが、介護におけるICTの導入です。

ICTとは情報通信技術のことであり、ITにコミュニケーションをプラスした技術ともいわれています。
これまでICTは様々な分野で活用されてきています。
例えば教育業界ではPCやタブレット端末を導入し、授業の効率化や生徒の学習状況などを把握するために使われています。
医療業界ではカルテを電子化し、様々な病院と患者さんの情報を共有し、効率的な業務進行と共に的確な医療を可能にしています。

作業を効率的かつ便利にするICTには政府も注目しており、今後農業や観光、そして介護においてその導入を推し進めていく方針を立てています。
慢性的な人材不足に悩まされている介護業界において、職員一人ひとりの負担を減らすICTの存在は必要不可欠です。
実際の現場では、介護記録を他の職員や家族と共有できるシステムや利用者の排せつを予測し、必要なタイミングでアラートを挙げるシステムなどが取り入れられています。

今後はさらにICTの活躍の場は広がることが予想されます。
施設でのリハビリテーションに医師がテレビ電話で参加できるようになったり、利用者からのコール対応にICTを活用して、深夜の定期巡回の効率化を図ったりといった、あらゆるサポートにおける活用に期待が高まっています。